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一般家庭に起きる遺産相続の恐怖!税金・分割対策や放棄は必要??

老後の不安

みなさん、こんにちは!

 

株式会社インベストの相良です。

 

今回は「相続」についてちょっとお話をしてみようと思います。

 

 

実は最近、私のところに来る相談案件で「相続」に関することが

非常に増えてるんですね。

 

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みなさん「相続」っていうと、お金持ちの人たちの問題だと思って

いませんか?

 

ところがこれが大間違い!!

 

最近特に問題になるのは、ごくごく普通の一般家庭での

相続問題なんです。

 

例えば、お父さんが普通のサラリーマンでお母さんが専業主婦。

子どもは2人で、財産と言えるものは自宅の1軒家とわずかな預貯金のみ。

 

こういうご家庭の相続トラブルが、近年多発しているそうです。

 

実際に起こった案件から、考えてみましょう。

 

アナタも他人ごとでは済まされないかも・・・

 

 

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これは私の師匠から聞いた

実際にあった相続トラブルです

 

夫のAさんは58歳になるサラリーマンで、年収が約600万円。

奥さんは専業主婦をやっています。

本当はパートに出たいんですが、実は出れない事情があるんです。

それが親の介護。

 

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お二人は今、ご主人の実家でご両親と一緒に住まわれています。

子どもたちはそれぞれに独立し、家を出ています。

ご主人には弟さんがいらっしゃいますが、中々定職に就かずに

連絡もほとんど取れない状況になっています。

色々と借金問題もあり、ご両親がある程度弁済もしたそうです。

 

ですので、今はご両親とご主人と奥さんの4人暮らし。

そのご両親はどちらも介護が必要な状態です。

 

ご両親に十分な貯蓄があれば、施設に預ける選択もあるのでしょうが、

本人達もご両親も、どちらも介護に必要以上のお金がかかり、

現在手持ちの貯金はほとんど残っていません。

 

唯一あるのは、ご両親が昔建てられた一軒家のみです。

 

そんな時、お父さんが突然の病で他界されてしまいました!

 

それは本当に突然のことだったようです。

 

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まずは、お葬式を出さなければいけないのですが、まとまったお金は

介護に使ってありません。

仕方なくAさんは、会社から退職金を前借りして葬儀代を工面します。

 

何とかバタバタと葬儀も終わり、初七日・四十九日も済ませて、やっと

普段通りの生活が戻り始めた時に、ひょっこりとAさんの弟が帰って

来ました。

 

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弟「ただいまー」

Aさん「ハッ?ただいまじゃないだろう!お前今までどこで何を

やってたんだ?」

弟「いやー、悪い、悪い!こっちも色々と大変でさー」

Aさん「大変だ??ふざけんな!オヤジの葬儀にも出ないで。

お前のおかげでみんながどれだけ迷惑してると思ってるんだ!」

弟「いやー本当に悪いと思ってるよ。それよりさー、今日は

兄貴に話があってきたんだよ。」

Aさん「話?話ってなんだよ?」

 

そしてこの後、弟は驚くようなことを口にします。

 

弟「実はさ、親父が死んだから俺の相続分を受け取りに来たんだよ」

Aさん「ハッ??ふざけるな!どこにそんな金があると思ってるんだ。

貯金は介護で使い果たして、親父の葬儀代は俺の退職金を前借して

払ったんだぞ!お前にやる金なんかある訳ないだろ!!」

弟「何言ってるんだよ、この家があるじゃないか。この家を売って

金に換えれば、いいんじゃないのか」

Aさん「ばかやろー!!俺はもう58歳だぞ。この家を売ったら、

住む処が無くなるだろう。俺はもう退職間近だから、住宅ローンを

組んでも払っていけないんだぞ」

弟「いやいや兄貴、そんなことは俺は知らないよ。俺は俺の相続分

がもらえればいいんだよ」

 

 

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これ、実はウソのような本当の話なんです

 

Aさんと奥さんは、ご両親をずっと支えてきました。

お金の面でも介護の面でも!!

 

そんなAさん夫婦は本当に弟に相続分を払わなければいけないのでしょうか?

 

 

 

 

 

答えは次回、発表します!

お楽しみに・・・

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