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11.302015
お金のリスクを考えてますか?②みなさんの年金は本当に大丈夫?
みなさん、こんにちは
株式会社インベストの相良です。
今回は「年金」の問題について考えてみたいと思います。
よくみなさんから質問が来ます。
「将来年金って本当にもらえるんですか?」
「あの時の年金問題ってどうなったんですか?」
「将来いくらくらい貯金を持っといた方がいいですか?」
などなど・・・
年金って漠然とみなさん不安を感じてませんか?
中々情報が出てこないのが「年金」!
これがみなさんを不安にさせる1番の原因じゃないでしょうか?
現在の年金状況と将来の年金受け取りについて考えましょう。
まずは年金についての不安点について考えましょう。
① 将来いくらくらい年金ってもらえるんだろう?
② 将来いくらの貯蓄が必要なのだろう?
③ そもそも年金って自分たち世代も、もらえるんだろうか?
④ 最低でも払った分くらいはもらえるのかな?
⑤ 少子高齢化で年金を払う財源が少なくなってるんじゃないの?
こんな感じですかね。
そもそも年金って「100年安心」って言ってたんですよね。
それが少しずつ野党の調査によって、とてつもなくずさんな
管理下のもとでこの制度が遂行されていた事が明るみにでたんですね。
そして2009年あの有名な「政権交代」が行われました。
たぶん多くの国民が期待したんじゃないでしょうか?
これで変わる!
政治が変わる!
年金問題も解決される!
しかし現実は違いました。
様々な問題を起こしながら民主党政権は崩壊し、また自民党政権
の時代がやってきたんです。
ここで年金についての情報と責任所在はどうなるのかと、私は結構期待して
いたんですね。
しかし現実は社会保険庁をそのまま日本年金機構に移行して
しまいました。
誰も責任を取ることなくなんです。
そしてそのツケは全て我々国民に回ってくるということになります。
さて、よく若い人で「どうせ自分たちの世代には年金なんて
もらえないだろうから、一切払いたくないんですよね」と
言ってる人たちを見かけます。
若い世代になると、本当に年金は支給されなくなるんでしょうか?
これはその時になってみないと分からないんですが、少なくとも
年金支給がなくなることはないと思います。
理由はカンタン!
現在年金を受給されてる方たちの8割以上の人たちが、収入源は
年金のみだということです。
つまり簡単に言うと、「年金が無くなったら生活していけないよ」
っていう人たちが年金受給者の8割以上だということです。
つまり年金の支給をストップすると、街中で行き倒れになってる
老人で溢れかえってしまうということになるんです。(笑)
本当は笑い事じゃないんですけどね。
「でも貯金を持ってる老人が多いんじゃないの?」っていう疑問も
あるかもしれませんが、貯蓄だけでは到底普通の生活は送れないんですよね。
年金受給がない状態で普通の生活を送ろうと思えば、最低1億円以上の貯蓄が
必要になります。
ちなみに若い人達は、現在の試算で言うともらい損になるかもしれません。
これは学習院大学の鈴木亘教授が、年金の世代間不公平というテーマで
試算されたものです。
それでは、「もらえるんならいくらもらえるの?」っていう話ですよね。
現在の受給者で考えてみましょう。
平成25年度の平均受給額は、
厚生年金・・・145,596円
国民年金・・・54,544円
となっています。
厚生年金加入者は、厚生年金と国民年金の両方を
受給できます。
国民年金受給者は、国民年金のみの受給になります。
つまり、サラリーマンや公務員だった方たちは、
毎月平均約20万円を受給していることになります。
それと配偶者がほとんど専業主婦だった場合、
国民年金が支給されていますので、
ざっくりとご夫婦での受給額は25万円前後
くらいといったところでしょうか?
自営業者などの国民年金加入者は、ご夫婦で
54,544円×2人分になりますので、約11万円くらいでしょうか?
しかしあくまで、これは現在の受給額です。
数年後もしくは数十年後に同じ額の支給があるかは
全く分からない状況です。
それくらい年金の情報っていうのは少ないんですよ。
ただ国の政策として
「所得代替率」(しょとくだいたいりつ)
というものがあります。
これは現在もらってるお給料の何パーセントくらいを年金で
支給するかっていう話なんですが、現在の受給者の方で
約62,7%くらいになっています。
将来は、最低でも50%は維持したいというのが政府の見解ですね。
ただ保証がないんです。
全く!!
だから自己防衛が必要なんです。
つまりいくらの貯蓄が必要かということですね。
ハッキリ言うと、分かりません!!
???
何故かっていうと、将来いくらもらえるか分からないから。
じゃあ、どうすればいいの?
今からみなさんは、備えることが出来ますか?
どうすればいいんでしょう?
今回はこの辺で。
次回はこの続きをやっていきましょう。
「年金って意外とメリットが盛り沢山」です。
今回も最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございます。
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